ビール(プリン体減)
尿酸値を高くする原因物質がプリン体です。プリン体とは、細胞中にある「核酸」を構成する成分の一つで、細胞分裂が活発なものに多く存在します。レバー(肝臓)、白子、魚卵、そして小魚のように全体を食べるもの、エビ、カニ、青物魚などに多い・・・要するに美味いものに多いのです。アルコールの場合、原料の麦芽を使ったビールに多くなります。
公益財団法人 痛風財団による、アルコール飲料中のプリン体含有量によれば、プリン体は、蒸留酒よりは醸造酒に多く、日本酒やワインよりはビールや紹興酒に多いことがわかります。発泡酒でも低アルコールビールでも麦芽を使っていれば同じことです。どうしてもビールを飲みたいということならば、せめてプリン体の少ないものを選ぶということになるでしょう。
日本のビール企業の努力でプリン体カットのビールが数種売り出されています。これらを取り入れることも考えてみてはいかがでしょうか。